天井埋め込み型のエアコンについてお探しですね。

広告

店舗やオフィスにぴったりの業務用エアコンを選ぶには?種類と選び方をやさしく解説

お店やオフィスを新しく作ったり改装したりするとき、快適な空間づくりに欠かせないのが業務用エアコンです。

でも、いざ導入しようとすると「天井に埋め込むタイプ」「床に置くタイプ」「壁に掛けるタイプ」など、たくさんの種類があって、どれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。

エアコン選びを間違えると、夏なのに全然涼しくならなかったり、無駄な電気代がかかったり、すぐに壊れてしまったりと、困ったことになりかねません。

この記事では、業務用エアコンの主な種類とそれぞれの違い、そして失敗しない選び方のポイントを、初めての方にもわかりやすく丁寧に解説していきます。

業務用エアコンと家庭用って何が違うの?まずは基本を知っておこう

家庭用エアコンと業務用エアコンは、見た目が似ているものもありますが、中身の作りや役割が根本的に違います。

一番大きな違いは、パワー(馬力)と丈夫さです。

家庭用エアコンは、普通の家の部屋やリビングで使うことを想定して作られているので、人の出入りが少なく、熱を出すものもあまりない環境に向いています。

一方、業務用エアコンは、飲食店やオフィス、工場など、人がたくさん出入りして、パソコンや厨房機器などが熱を出す厳しい環境でも、安定して設定温度をキープできるように設計されています。

そのため、長時間動かし続けても大丈夫な強力なエンジン(コンプレッサー)を積んでいて、寿命や丈夫さの面で圧倒的な差があります。

それから、使う電気の種類も重要な違いの一つです。

家庭用エアコンは普通の100Vや200Vのコンセントを使いますが、中型・大型の業務用エアコンは「三相200V」という動力用の電気を使います。

この動力電源を使うには事前に配線工事や専用のブレーカーを付ける必要がありますが、電気代の単価が家庭用より安く設定されていることが多いので、長時間使うことを前提とした業務用では、結果的にランニングコストをぐっと抑えられます。

最初にかかる費用だけじゃなく、こうした運用コストの違いも考えて業務用を選ぶのが基本の考え方です。

さらに、空間の広さや形に合わせて色々なタイプが用意されているのも、業務用エアコンならではの特徴です。

小さなお店から大きな工場まで、用途に合わせて最適な風の流れを作れるように、室内機の形がたくさん揃っています。

家庭用みたいに壁に掛けるだけじゃなく、天井に埋め込んだり床に置いたりと、内装のデザインや建物の構造に合わせて柔軟に空調を設計できるのも、業務用エアコンを選ぶ大きなメリットです。

それぞれのタイプの特徴をちゃんと理解して、自分のお店や会社にぴったり合ったものを選ぶことが、快適な環境づくりの第一歩になります。

天井埋め込み・床置き・壁掛け、それぞれの特徴と違いは?

業務用エアコンを選ぶとき、特によく使われるのが「天井埋め込み形(天カセ)」「床置き形」「壁掛け形」の3つです。

まず、最も人気が高い「天カセ形」は、エアコン本体を天井裏に埋め込んで、パネル部分だけを天井に見せるタイプです。

風を4方向に吹き出せるものが主流で、広い空間でも温度のムラができず、均一に冷暖房できるのが最大の強みです。

しかも、天井に埋め込むので見た目がとてもスッキリしていて、お店やオフィスの雰囲気を壊しません。

ただし、天井裏にある程度のスペースが必要になることや、設置工事が複雑で最初の費用が高くなりやすいというデメリットもあります。

次に「床置き形」は、その名の通り床に直接置くタイプのエアコンです。

天井や壁の強度を心配する必要がなく、設置工事が比較的簡単にできるのが特徴です。

天井が高い工場や、天井裏にスペースがない古いビルなどでよく使われます。

冷房・暖房の風が人のいる高さに直接届きやすいので、特定のエリアを重点的に空調したいときにも効果的です。

さらに、床に置いてあるのでフィルター掃除などの日常的なお手入れが脚立なしでできるという便利さもあります。

ただし、本体が床のスペースを取ってしまうので、レイアウトの邪魔になったり、おしゃれなカフェなどでは目立ちすぎたりする点が気になるかもしれません。

そして「壁掛け形」は、家庭用エアコンをそのまま大きく、パワフルにしたような形のタイプです。

小さめのオフィスや個室、お店のスタッフルームなどでよく使われています。

構造がシンプルなので、業務用エアコンの中では本体価格や設置工事費が一番安く抑えられるのが最大の魅力です。

設置も壁に専用の金具を取り付けて配管を通すだけなので、短時間で工事が終わります。

でも、風の吹き出し方向が限られているので、広い空間やL字型の部屋に設置すると温度ムラができやすく、エアコンの正面ばかりが冷えてしまうといった問題が起こりやすい点には注意が必要です。

どんな場所に向いているかをちゃんと理解してから導入することが大切です。

この主要な3つのタイプには、それぞれはっきりとした良いところと気をつけるべきところがあります。

自分の空間にどのタイプが最適かを判断するには、メリットとデメリットを比べてみることがとても重要です。

機能性、設置のしやすさ、そして運用面での負担を考えながら検討を進めてください。

以下のポイントを比較の参考にしてみましょう。

・天井埋め込み形(天カセ):広い空間を均一に空調できて見た目もスッキリだけど、最初の費用や工事のハードルは高め。

・床置き形:設置や掃除がラクで足元や特定のエリアに風を届けやすいけど、床のスペースを物理的に使ってしまう。

・壁掛け形:導入コストが安くて設置工事も早いけど、広い部屋だと温度ムラができやすく、使える広さが限られる。

その他のタイプ(天吊り・ダクト・ビルトイン)のメリットと使いどころ

主要な3タイプ以外にも、建物の構造やこだわりの内装デザインに合わせて選べる色々な業務用エアコンがあります。

代表的なのが「天吊り形」です。

これは天井に穴を開けて埋め込むのではなく、天井から吊り下げるように設置するタイプです。

天井裏に十分なスペースがなくても設置できて、天カセ形に近いパワフルな風を遠くまで届けることができます。

細長いお店や、天井がコンクリート打ちっぱなしになっているおしゃれな物件、学校の教室などでよく使われます。

ただし、本体が室内に完全に見えてしまうので、見た目の圧迫感が出やすいという点には注意が必要です。

空間の広さとインテリアのバランスを見極めて選ぶ必要があります。

また、デザイン性をとことん追求したいときに選ばれるのが「ダクト形」と「ビルトイン形」です。

これらのタイプは、エアコン本体を完全に天井裏やバックヤードに隠して、専用のダクト(管)を通して室内の好きな場所に吹き出し口だけを配置する仕組みになっています。

本体がどこにあるのかわからないくらい空間に溶け込むので、高級ホテルやハイセンスなアパレルショップ、洗練された美容室などに最適です。

さらに、L字型やコの字型といった複雑な間取りでも、吹き出し口の位置を自由に調整することで完璧な空調設計ができて、空間の美しさを一切損なわないという大きな魅力があります。

ただし、これらのダクト形やビルトイン形は、メリットが大きい反面、導入のハードルも一番高くなります。

エアコン本体の価格が高いのはもちろん、ダクトの配管工事や天井の造作工事が必要になるので、最初の費用は他のどのタイプよりも跳ね上がります。

また、もし故障したときの修理や、定期的な内部クリーニングのときにも、天井裏での作業が必要になるなど手間とコストがかかるので、ランニングコストも含めた余裕のある予算計画が欠かせません。

空間の美しさと快適性を何よりも優先する特別な空間のための、ハイエンドな選択肢と言えるでしょう。

失敗しない業務用エアコンの選び方と場所別のおすすめ構成

業務用エアコン選びで失敗しないための一番のポイントは、単なる「部屋の広さ」だけじゃなく、業種による「熱の出方」と「人の動き」を正確に把握することです。

例えば同じ20坪の空間でも、パソコンが並んで座り仕事がメインの静かなオフィスと、火を使って多くの人が出入りする飲食店では、必要な冷暖房のパワー(馬力)が全然違います。

カタログに書いてある適用面積はあくまで目安に過ぎません。

特に厨房があるお店や、窓が大きくて日差しの強い美容室などでは、基準よりも1〜2ランク上の馬力を持つエアコンを選んでおかないと、真夏に全然冷えないという大失敗を招きます。

自分のお店や会社がどれくらい熱を出しているかを慎重に見極めることが大切です。

次に考えるべきは、最初にかかる費用と運用コストの長期的なバランスです。

予算が厳しいからといって、壁掛け形などの安いモデルを無理に広い空間に設置すると、エアコンが常にフルパワーで動くことになります。

結果的に電気代が高くなって、部品への負担も増えて寿命が短くなってしまいます。

一方で、フィルターの自動清掃機能や最新の省エネ機能を搭載した上位機種は、最初の費用こそ高くなりますが、毎月の電気代やメンテナンス業者に支払うクリーニング代を大幅に減らせます。

5年、10年というスパンで見れば、トータルコストが逆転して安くなるケースがほとんどなので、長期的な投資効果を意識することが大切です。

最後に、具体的な設置場所ごとのおすすめ構成を整理してみましょう。

普通の四角いオフィスや広めの小売店なら、温度ムラができにくくレイアウト変更にも対応しやすい「天カセ形(4方向)」を選ぶのが一番無難で確実です。

小規模な事務所や独立した会議室、予算を極力抑えたい場合は「壁掛け形」が適しています。

一方で、壁に穴を開けられない賃貸物件や、天井が高い工場や倉庫、足元からの冷えを防ぎたい場所では「床置き形」が大活躍します。

空間の使い方、予算、お手入れのしやすさを総合的に判断して、信頼できる専門業者に詳しい現地調査を依頼した上で、後悔のない最適な一台を選んでくださいね。

広告