エアコンの2027年問題でメーカーの動向をお探しですね。
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エアコンの2027年問題って何?買い替えを考えている人が知っておくべきこと
エアコンを買い替えようかなと考えている方にとって、「2027年問題」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。
これ、実は結構大事な話なんです。
2027年4月から新しい省エネの基準が始まることで、エアコンの値段やラインナップがガラッと変わると言われています。
今回は、ダイキンやパナソニックといった有名メーカーがどう対応しているのか、そして私たちはいつ、どんなエアコンを選べばいいのかを、わかりやすくお伝えします。
そもそも「エアコン2027年問題」って何?
2027年問題というのは、簡単に言うと「2027年4月から、エアコンの省エネ基準がめちゃくちゃ厳しくなる」という話です。
具体的には、今の基準より13.8〜34.7%も厳しくなるんです。
これによって何が起きるかというと、今まで5〜7万円くらいで買えていた「お手頃なエアコン」の多くが、新しい基準をクリアできなくなってしまうんですね。
メーカーとしては作れなくなるので、結果的に販売終了になってしまいます。
今後は、省エネ基準をちゃんとクリアした7〜10万円以上のモデルが中心になると予想されていて、つまり私たち消費者からすると「数万円高くなる」ということになります。
これは正直、家計には痛いですよね。
それだけじゃありません。
エアコンの中に入っている「冷媒ガス」というものも、環境に優しいものに変えていかないといけないという世界的なルールがあるんです。
今まで使われていたR410Aという冷媒から、R32という新しいタイプに切り替わっていきます。
古いタイプの冷媒を使ったエアコンは、2027年以降は新しく作れなくなります。
そうなると、もし故障して修理が必要になったときに、部品やガスが手に入りにくくなって、修理代が高くなる可能性もあるんです。
本体価格が上がるだけじゃなく、古い機種を使い続けるのもお金がかかるようになる。
二重で厳しい状況が待っているわけです。
ダイキンやパナソニックはどう動いてる?
日本のエアコン市場でトップを争うダイキンとパナソニック。
この2つのメーカーは、すでに2027年問題への対策を始めていますが、やり方にはそれぞれ特徴があります。
**ダイキンの場合**
ダイキンは、今売っている安めの「Eシリーズ」が新しい基準に届かないので、こういった格安モデルは徐々に作らなくなっていくと見られています。
その代わり、空調専門メーカーとしての技術力を活かして、中級以上のモデルには「ストリーマ」という独自技術を使った自動お掃除機能を付けるなど、「値段は上がるけど、その分ちゃんといいものを提供しますよ」という方向に進んでいます。
ただ、その高い性能が評価されて人気が集中した結果、品薄になってしまい、今は旧型モデルも含めて値段が上がっちゃってるんですよね。
**パナソニックの場合**
パナソニックは、基準を満たせない「Fシリーズ」の製造をやめて、すでに新しい基準に対応した「Cシリーズ」を先に出しています。
でも問題は値段です。
今までの格安モデルが5万円くらいだったのに対して、新モデルは9万円くらい。
4万円も高くなると、「えっ、そんなに上がるの!?」ってなりますよね。
さらにパナソニックは最近、一部の製品で「あまり値引きしないでください」という方針を取っています。
これはブランドイメージを守るための戦略なんですが、「とにかく安く買いたい」という人からは敬遠されがちで、ネット通販では他のメーカーに負けている面もあるようです。
**他のメーカーは?**
三菱電機や日立も同じような状況です。
三菱電機は、コスパの良い「GVシリーズ」が人気でしたが、これも新基準には対応していないので販売終了になります。
日立は「白くまくん」というブランドで、お掃除機能付きなのに比較的安いモデルを出してシェアを伸ばしてきましたが、2027年以降もこの価格帯を維持できるかは不透明です。
結局、どのメーカーも「安いモデルは作れなくなるから、中級以上のちゃんとしたものを買ってもらう」という方向に進んでいるんですね。
2026年の原油高騰も値上げの原因に
2027年問題という先の話だけじゃなく、実は今すでに値上がりが始まっています。
その原因が「ナフサショック」です。
中東の情勢が不安定になって原油価格が上がり、それに伴ってプラスチックの原料である「ナフサ」という石油製品の値段も急上昇しました。
エアコンって、外側のカバーから内部の部品、設置するときの配管カバーまで、とにかくプラスチックをたくさん使っているんです。
だから、原料が値上がりすると、そのまま製品価格に跳ね返ってきます。
今、市場では「三重の値上げ」が起きています。
1. **エアコン本体の値段が上がる**
2. **取り付け工事に使う部材が上がる**
3. **工事費そのものも上がる**
パナソニックは、材料費の高騰を自分たちだけで吸収するのは無理だとして、すでに一部の製品で値上げを実施しました。
また、工事部材を作っている因幡電工という会社も、配管カバーなどを20%以上値上げしています。
さらに、物価高や人手不足で工事業者さんも大変な状況で、工事費自体を見直す動きが全国的に広がっています。
つまり、エアコンを買って実際に使えるようにするまでの「全部込みの金額」が、かなりのスピードで上がっているんです。
じゃあ、いつ買い替えるのがベスト?
こんな状況だと、「壊れてから慌てて買う」というのは、かなりリスクが高いです。
特に真夏や真冬に壊れてしまうと、欲しい機種が売り切れていたり、工事業者さんが1ヶ月以上予約で埋まっていたりして、暑い(寒い)部屋で長期間我慢しなきゃいけなくなることも。
もし今使っているエアコンが10年以上経っているなら、暑さ・寒さのピーク時期を避けて、計画的に買い替えを考えた方がいいです。
賢く買い替えるための3つのポイント
**1. 秋(9〜11月)の時期を狙う**
夏の繁忙期が終わった秋口は、工事業者さんにも余裕があって、丁寧に工事してもらいやすいです。
工事費の相談もしやすいですし、新モデルが出る前の在庫処分で、お得に買えることもあります。
**2. 省エネ性能の高いモデルを選ぶ**
「APF」という数値が高いモデルを選びましょう。
これは「どれだけ電気を節約できるか」を示す数字です。
本体価格は少し高くても、毎月の電気代が安くなるので、10年使ったトータルで考えると結局お得になることが多いんです。
**3. 工事費込みの総額で比較する**
本体が安くても、工事費で予算オーバーになることがあります。
必ず事前に現地の状況を伝えて見積もりを取って、全部込みの金額で比較してください。
まとめ:早めの準備が大事です
エアコンって、もう夏だけの家電じゃなくて、冬の暖房や一年中の快適な空気環境を保つための大事な生活必需品ですよね。
2027年の基準変更や今の物価高騰は、私たち個人の力ではどうにもできません。
でも、メーカーの動きや市場の変化をちゃんと知って、余裕を持って準備すれば、無駄な出費やトラブルは避けられます。
「まだ動くから大丈夫」と思っていても、いざというときに困るのは自分です。
早めに情報を集めて、見積もりを取って、自分の生活スタイルと予算に合った一台を見つけてくださいね。
この記事が、皆さんのエアコン選びの参考になれば嬉しいです!
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