エアコンのチャージバルブについてお探しですね。

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エアコンの取り付けで出てくる「サービスポート」と「チャージバルブ」って何?わかりやすく解説します

エアコンを自分で取り付けようとして調べ始めたとき、「サービスポート」とか「チャージバルブ」といった聞き慣れない言葉が出てきて、「え、何それ?」と戸惑ったことはありませんか?これらは、エアコンを正しく動かすために欠かせない「真空引き」や「ガス補充」という作業で使う、とても大切なパーツなんです。

この記事では、それぞれがどんな役割をしているのか、どうやって使うのか、そして作業中に気をつけるべきポイントを、初めての人にもわかりやすく説明していきます。

サービスポートとチャージバルブって、そもそも何?

エアコンの室外機の横側をよく見ると、配管をつなぐためのバルブ(弁)がついています。

その一部に「サービスポート」という小さな接続口があるんです。

サービスポートは、エアコンの命ともいえる冷媒ガス(フロンガス)が通る配管に直接つながる入り口のようなもの。

ここから専用のポンプを使って配管の中の空気を抜く「真空引き」をしたり、足りなくなったガスを補充したりします。

サービスポートの中には「バルブコア」(別名:虫ピン)という小さな逆止弁が入っていて、普段はガスが外に漏れないようにしっかりフタをしてくれています。

これ、実は自転車や車のタイヤの空気を入れるところと全く同じ仕組みなんです。

そう考えると、ちょっとイメージしやすくなりませんか?

では「チャージバルブ」は何かというと、このサービスポートに取り付けて使う専用の道具(アダプター)のことです。

サービスポートに直接ホースをつなぐこともできなくはないんですが、外すときにガスが勢いよく飛び出したり、逆に空気が入り込んだりする危険があります。

チャージバルブを使えば、手元のツマミをクルッと回すだけで、安全にバルブコアを開け閉めできるんです。

つまり、サービスポートが「扉」だとすると、チャージバルブは「鍵付きのドアノブ」みたいなもの。

これがあることで、エアコンの大事な部分に余計な空気を入れずに、安全に作業できるというわけです。

真空引きでチャージバルブが必要な理由とは?

エアコンを新しく取り付けるとき、室内機と室外機をつなぐ配管の中には普通の空気が入っています。

この空気を完全に抜いて、配管の中を真空状態にする作業が「真空引き」です。

もし空気や水分が残ったまま冷媒ガスを流してしまうと、エアコンの効きが悪くなったり、中で水分が凍って故障の原因になったりするんです。

この真空引きで、チャージバルブがとっても重要な働きをします。

真空ポンプで配管内の空気を抜いた後、ポンプを止めると配管の中は「空気を吸い込もうとする力」がすごく強い状態になります。

このとき、チャージバルブを使わずに直接ホースを外そうとすると、外した瞬間に「シュッ!」と外の空気が配管に吸い込まれてしまって、せっかくの真空引きが台無しになってしまうんです。

チャージバルブを使っていれば、真空引きが終わった後にツマミを「閉める」側に回せばOK。

ツマミを閉じると、サービスポート内のバルブコアが元に戻って配管がピッタリ密閉されるので、その後にホースを外しても外の空気が入る心配がありません。

具体的な手順はこんな感じです。

まず、チャージバルブのツマミを閉じた状態でサービスポートに取り付けて、真空ポンプのホースをつなぎます。

それからツマミを「開く」側に回して配管を開通させ、ポンプを動かして真空引きをします。

十分に真空になったことを確認したら、ポンプ側のバルブを閉めて、さらにチャージバルブのツマミも閉じてからホースを外す、という流れです。

こうすることで、確実で安全な真空状態をキープできるんですね。

ガス補充のときもサービスポートとチャージバルブが大活躍

エアコンの効きが悪くなって業者さんに見てもらったら、「ガスが減ってますね」と言われることがあります。

本来、冷媒ガスは密閉された配管の中をグルグル回っているだけなので減るはずはないんですが、取り付けがうまくいっていなかったり、長年使っているうちにできた小さな隙間から少しずつ漏れたりすることがあるんです。

こんなときに行う「ガス補充」でも、サービスポートとチャージバルブが活躍します。

ガス補充は、サービスポートにチャージバルブと圧力計、それから冷媒ガスのボンベをつないで行います。

ここでもチャージバルブを使う一番の理由は「ガスを無駄に逃がさないため」です。

エアコンの配管の中には高い圧力の冷媒ガスが詰まっているので、チャージバルブを使わずに直接ホースをつないだり外したりすると、その瞬間に大量のガスが「プシュッ!」と噴き出してしまいます。

これは作業する人の手に冷媒がかかって凍傷になる危険があるだけでなく、地球温暖化の原因になるフロンガスを空気中に出してしまうという環境問題にもつながります。

チャージバルブを使えば、つなぐときはツマミを閉じておくことでガス漏れを完全に防げます。

すべてのホースやボンベを安全につなぎ終わってからツマミを開いてガスを送り込み、補充が終わったらまたツマミを閉じてから外す。

こうすることで、ガスの無駄を最小限に抑えながら、安全で正確な作業ができるんです。

作業中の「シュー」という音、これって大丈夫?

DIYでエアコンを取り付けようとしている人や、業者さんの作業を見ている人がよく心配するのが、ホースを外すときに聞こえる「シュー」という音です。

ちゃんとチャージバルブを使ってツマミを閉じてからホースを外しても、一瞬「シュッ」と音がすることがあります。

これは、チャージバルブとホースの間のわずかな空間に残っていたガス(または空気)が抜ける音なので、全く問題ありません。

でも、もしチャージバルブを外した後のサービスポート本体から「シューッ」という音が鳴り続けていたり、指を近づけると空気を吸い込んでいる感じがしたりする場合は要注意です。

こういう症状が起きる原因の多くは、サービスポート内部の「バルブコア(虫ピン)」の不具合や、操作の間違いです。

チャージバルブのツマミを強く締めすぎてバルブコアが変形してしまったり、長く使っているうちにゴムのパッキンが傷んでいたりすると、フタとしての役割を果たせなくなってガスが漏れ続けたり、真空のときに空気が入り込んだりしてしまいます。

もしバルブコアが壊れてしまったら、専用の工具でバルブコア自体を新しいものに交換して、もう一度最初から真空引きをやり直さなければなりません。

また、無理な力でネジを回して、真鍮でできたネジ山をつぶしてしまうトラブルもよくあります。

サービスポートやチャージバルブを扱うときは、いつもきれいな状態を保って、仕組みをちゃんと理解した上で、絶対に力任せに作業しないことが大切です。

丁寧に、焦らずに作業することが、確実な取り付けの秘訣なんですね。

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